現役慶大生が教える絶対に受かる勉強法

地方の自称進学校から慶應義塾大学法学部政治学科に通っている現役慶應大生が受験に勝つための勉強法を享受するブログ

自称進学校に通うすべての受験生へ①

みなさんはじめまして、現役慶應大生のGenといいます。

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僕の通っていた高校は地方のいわゆる自称進学校でした。東大合格者が年に数人程度、その地方の旧帝大に進めばすごいと称賛され、地元の国立大に進学するのが大半で、早慶をはじめとする私立は指定校推薦でいくもので一般受験でいくものではない、もしくは東大のすべり止め。みたいな感じでした。そんなこともあって、私立を第一志望にする人は本当に数少なく僕は浮きまくりでした。言わば教師が自分たちの価値観で生徒たちを洗脳していたという感じでした。

 

考えてみれば当たり前ですが、地方の高校の教師たちはその地方で生まれ育ち、その地方の国立大学の教育学部を卒業し、そのまま地元で教師になった人が大多数です。結局そうした狭い世界でしか生きていないので、そこで凝り固まった価値観がこうしたことの原因でしょう。

 

さて、そうした中で僕はある意味反旗を翻しました。いわゆる東大クラスみたいなものに所属していた僕は3年の夏休みを前に自分の進路について、現状を分析し、様々な情報を収集し始めました。僕は部活をやっていたため、高3の夏までは部活に集中し勉強にあまり集中できていませんでした。テスト前くらいは勉強してテストの順位も文系の中で中の上から上の下くらいでした。しかし、地方の進学校のテストでいくらいい点数をとってもそれが受験に全く結びつくことはありません。自分の受験における戦闘能力の低さみたいなものは感じていましたが、夏の部活引退まで全力を尽くそうと、全力を出し尽くして、それから勉強を頑張ろうと決めていました。

 

その結果、残り半年ほどの勉強期間しかない中で東大を目指すのは無謀で慶應一本に絞ろうという結論に至りました。なぜ早稲田を受けなかったかについては後日書きます笑。

しかし、仮に受験までゆとりがもっとあったとしても慶應一本にしていたでしょう。僕の結論として、東大はどれだけ勉強しても絶対に合格できるという保証はない一方で、早慶であれば勉強次第で絶対合格のラインにもっていくことが可能だと考えています。

センター試験(今は共通テストか)でもミスを最小限に抑えなければいけないし、本番でも科目が多くカバーしきれなかったり、対策範囲が多すぎるし予測できない自分ではどうしようもないものが働きます。

 

そのようなことを考え、夏の三者面談の中で東大は受けずに慶應一本にすることを告げます。その結果、猛反対されます笑。科目を絞るのほやめた方がいいとか、私立の対策は都内の高校生には勝てないだとか、そんなことを言われました。僕は理解ができませんでした。自分の中では東大を目指すのは無理筋だと思っていて、結論が出ているのに東大を目指して勉強さえしていれば慶應にも結果として受かるというような話もされました。しかし、絶対にそんなことはありません。慶應に入りたい自分の気持ちを抑えて、慶應の対策に繋がらない東大に向けた勉強をしている余裕など僕にはありませんでした。実際僕の周りも東大ではなく旧帝大を目指しているのに教師が東大を目指すことが志望校合格への最短経路だと洗脳しているせいで、渋々東大対策の授業を受ける生徒ばっかりでした。

 

けど、自分の人生を決めるのは自分自身です。みんながやっているからとか先生が言っているから言って、その通りに進めて自分の思う通りに行かなくてもだれも責任を取ってはくれません。その当時の僕はこんなことまで考えていたかは正直忘れましたが、どちらにせよ慶應に行きたい気持ちはとても強かったかつ時間的な猶予がなく、一刻も早く勉強を始めなければいけないという状況で周りの生徒たちと違う道を突き進み始めました。ここまでが高3の夏休み開始直後までの話。

 

②に続く